ホットペッパービューティーにお世話になった2年間でお客様との出会いを生みだす多くの事を学べました。
美容サロンを開業する時には1度は必ず掲載を本気で考えるオーナー様も多いのではないでしょうか?私もネイルサロンをしている間にどうしてもチャレンジしたかったので掲載する事にしました。
掲載期間は約2年2ヶ月くらいです。
※2017年2月からはホットペッパービューティーWEB予約のシステムが使える最低プランで掲載させていただいています。心斎橋の激戦区で最低プランでホットペッパービューティーから集客するのはとても難しいそうです。
ホットペッパービューティーを活用した約2年間で学んだ事
ホットペッパービューティー(HPB)を掲載した感想を聞かれて、最初に思いつくのは「HPBのみでそれなりに集客できるプランは広報費が、とにかく高い」です。2015年11月からさらに高くなりました。HPBは有名だし掲載すればお客様は勝手に来るなんて思うと痛い目に合います。
私が掲載していた心斎橋駅周辺でネイルサロンの数は200店舗以上です。広報費をたくさん払えるサロンが上位に掲載されます。私の経営するサロンは20位以内には掲載されていました。
どんなカタチでもお客様と出会えるツールはとても大切です
必要なのは100%集客できる広報の内容です。お客様に興味を持っていただける、信頼いただけるネイルサロンの強み、他店とは何が違うのかを明確にと打ち出すことが必要です。
それができなければ、どんな広報に載せても集客は難しいと感じます。
ホットペッパービューティーの凄いところ
細かいデータ分析です。こんなに細かくデータ分析されている広報はありませんし、これがホットペッパービューティー(HPB)の最大の強みだと私は思っていました。
サロン一つ一つのページのpv数がわかります
このデータが無ければ、何が悪くて改善すればいいのかわかりません。予約画面のpv数は多いのに予約が入っていなければ席数やスタッフ数が少ないなど、データを元にpv数が少ないページは改善し予約確約率を上げていきます。1日1回はこのデータを元に課題と改善点を探していました。
24時間受付してくれるWEB予約
お客様がWEB予約をする時に便利です。ホットペッパービューティー(HPB)に代わるWEB予約システムを探していますが見つかりません。ネイルサロンを予約する目的に特化したWEB予約システムの中では、一番分かりやすく使いやすいです。月額約1万円で使用出来るので、使いやすいWEB予約システムが見つかるまではHPBサロンボードにお世話になろうと思っています。
ホットペッパービューティーの無キャンセル&当日キャンセルの対処法!
残念な事に、私が利用した広報の中では一番無キャンセルやキャンセルが多かったです。
お客様が来店されなかった時の悲し気持ち、どんな想いでネイルサロンを運営しているかを予約されている前日にお客様にメール配信していました。時にはお電話で来店の意志を確認したりとお客様にマメにコンタクトをとる事で劇的に無キャンセルと当日キャンセルは減りました。
顔も知らない、行ったこともないサロンをキャンセルや無キャンセルして悲し思いをさせてるなんてあんまり思いませんよね。
無キャンセルとキャンセルは信頼の薄さが生み出していると私は思っていました。
それでも、無キャンセルの人は毎月70〜50人のご新規の中で2、3人にはいました。それを見越して、キャンセル待ちで予約を取ったり、頑張れる時にはお客様をたくさん接客したり、無キャンセル確定時点で見込み客にメール配信で来店を促したりと無キャンセル対応をしていました。
2年2ヶ月でホットペッパービューティーの契約を終了させた3つの理由
1つ目の理由
私のサロンの場合、スタッフが退職し新たに雇用はしなかったのでホットペッパービューティーから予約はしたいけどお客様を接客するスタッフの人数がいないのでお客様の行きたい日時に予約が取れず、ホットペッパービューティーでホットペッパービューティーご新規のみで広報費2倍以上の売り上げを確保するのが困難になってきました。
2つ目の理由
リクルート本社で契約し担当者が2年間で3回変わりました。最初の担当者を信頼し契約したのになぁ、と残念な気持ちになりました。会社の方針なので仕方がなかったんですが3人目の担当者の時にはまた、担当変わるんだろうなと思うと信頼も薄くなりました。
3つ目の理由
ホットペッパービューティーでの集客には満足出来たので、違うカタチでお客様との出会いを探したいと思い2年2ヶ月で掲載をWEB予約システムを使える最低プランにシフトしました。
現在のホットペッパービューティーのネイルサロンアイが掲載しているプランでは心斎橋の激戦区でホットペッパービューティーから集客するのはとても7難しいそうです。
ホットペッパービューティ掲載時の課題&改善
激戦区でのネイル価格は激戦区以外のところより価格競争が激しく低価格のサロンが多いです。当サロンも他店舗とそれなりに価格も同じくらいにしておかないとお客様はサロントップページを見てもくれませんでした。
低価格にするのであれば席数とスタッフ人数を増やしスタッフ1人に対して1日5人以上はお客様を接客していただく必要があります。
スタッフ3名体制で、1日約15人の予約を頂くには低価格だけではなくサロンの強みをしっかりと打ち出した広報が書けないと集客はできません。
当サロンも最初は興味を持って頂くために低価格で始めましたが、少しずつサロン認知度やスタッフの技術力も上がり、リピート率も高くなり、価格は施術や接客内容に見合った設定に変更していきました。
広報掲載内容は全て自分で考えるのがリピート集客に繋がります
どんな広報に掲載する時も常に考えていたのはターゲット層、そのターゲット層が行きたいと思うサロンの見せ方、サロンの強み、大切にしているものなどです。
理念と信念がないと自分が思うような集客は出来ませんでした。
どの広告会社にも掲載内容を考えてくれるエキスパートさんはいるみたいです。でも自分のサロンの事は誰よりも自分が知っているし想いも半端ないと思います。
どんなお客様をどんな期待をさせて集客するかを考えないとリピートはありえないです。1つ軸となる内容が出来れば、どの広報にも使えるし少し修正するだけでほぼ内容は同じもので対応できました。