【ジェルネイル施術について】爪にやさしい、ネイルの持ちが良いについて真剣に考えてみました
5年以上施術方法、使用ジェルを変更してなかったのでネイル商材がどれくらい進化しているのかを確認し、お客様にとって良いものを再検討中です。
最近は質の良いジェルメーカーがたくさんあり、どこのブランドを使おうかとても迷ったり、情報量もスゴいので、どの情報がお客様にとって良いものなのかもグラグラします。
溢れすぎている情報の中で「ジェルネイルの一層残し」という技法があります
ジェルネイル付け替えの際に、ジェルオフせずネイルマシーンでトップ、デザイン、カラージェルを削りベースジェルだけを残すという施術方法です。
私も注目していて、本当にお客様にとってプラスになる施術なのかを確認してまいりました。
ソフトジェルが流行る前、ネイル業界はマニキュア、アクリルスカルプ、ハードジェルが主流でした。アクリルスカルプ、ハードジェルに関しては「お直し」という施術あり、それが今の「ジェルネイル一層残し」に似ています。
私もその頃は「お直し」というものを積極的にしていましたが、その施術がとても良かった!という印象はありません、お客様によりけりでした。
アクリルスカルプ、ハードジェルは商材の性質上「お直し」が必要だからしていました。ソフトジェルはマニキュアの進化版イメージ、3week~4weekでオフして付け替えるという商材。
なので今「ジェルネイル一層残し」がネイル持ちが良い、自爪にやさしいと偏り過ぎて言われると少し「?」でした。
商材の進化は、そんなにスゴいのか?
それを確認するために、ジェルネイルの成分やジェルネイルを作っている工場のことまで色々ご存じのAさんに会いにいきました。
Aさんから出た結論からいうと
ジェルネイル一層残しが劇的に爪にやさしいならこの世からネイルオフはなくなってますよ~笑と言われました。確かに・・・
ジェルネイルの持ちが良いと爪にやさしいははジェルネイルの成分&ネイリストの技術力による
どういう事かというと
経験の浅いネイリストだと、ジェルネイルの持ちの良さをジェルネイルの成分に頼らざるを得ません。そうすると爪にしっかりと密着する成分が配合されているジェルを使うけど、その成分が爪にやさしいかというとそれは違います。
そして、ジェルネイルの持ちの良さはお客様の生活環境にかなり連動します。
お客様によって、手の使い方は様々なのでネイルオフがいい人もいればジェルネイル一層残しが良い人もいる。
ジェルネイル一層残しは、ネイルオフして新しいベースジェルをつけるワケではなく、約4週間付けていたベースジェルを残すので衛生面の事も気になります。
昔も今もネイルの基本的なところはほとんど、変わっていない
爪にとって一番良いのは「ネイルの持ちが良い事」に変わりはない。
ジェルネイル一層残しのほうが持ちが良いのかネイルオフして新しいのをつけるほうが持ちが良いのかは、お客様の爪の状態や日常生活の手の使い方にも関係してくるし、ネイリストの技術力や知識力にもある。
なんだかスッキリ!溢れる情報の中で、自分がやっている事はどうなのか?と考えるきっかけになり、Aさんとの意見交換で自分がやってきた事にが間違いはないと再確認できました。
最後にAさんから
爪が傷むってみんな言いますけど、人間の新陳代謝をナメないでくださいね~
爪は1ヶ月で3mm伸びるんですから!とおっしゃって帰られました。